財務諸表と財務分析

経営のパフォーマンスは財務諸表に現れてきます。経営者は常に財務諸表の動きをウオッチしてください。経営改善の計画にあたっては、財務分析を行い、自社のKPI(業績評価指標)について過去3年程度の推移と来期の目標(戦略目標)を設定し、アクションプランを策定します。財務分析の項目は多数ありますが、経営改善のKPIとして、自社にとって重要なもの3~5つ程度を選んでください。

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会計の基本
財務会計を基本をわかりやすく解説しているプレゼンテーション資料です。
会計の基本(初級)村松.pdf
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損益計算書、貸借対照表、キャッシュフロー計算書のフォームです。勘定科目を正しく計上し、財務報告の信頼性を確保することが大切です。
財務諸表フォーム.pdf
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財務分析のフォームです。自社のとって優先すべき項目を3~5つを選定してください。経営を改善すれば、やがて全ての数値が改善されてきます。
財務分析フォーム.pdf
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財務分析の説明
  経営指標/計算式 (単位)
(1)収益性分析
  A.総資本当期純利益率(ROA) (%)
  当期純利益÷総資産×100
  B.自己資本当期純利益率(ROE) (%)
  当期純利益÷自己資本×100
(2)売上高利益率分析
  A.売上高対総利益率(粗利益率) (%)
  売上総利益÷売上高×100
  B.売上高対営業利益率 (%)
  営業利益÷売上高×100
  C.売上高対経常利益率 (%)
  経常利益÷売上高×100
  D.売上高対当期純利益率 (%)
  当期純利益÷売上高×100
  E.売上高対販売管理費比率 (%)
  販売管理費÷売上高×100
(3)損益分岐点分析
  A.損益分岐点売上高(採算点) 千円
  固定費÷限界利益率(限界利益÷売上高)
  B.損益分岐点比率(余裕度) (%)
  損益分岐点売上高÷現在の売上高×100
(4)回転率・回転期間分析
  A.総資本回転率 (回)
  売上高÷総資産(総資本)
  B.固定資産回転率 (回)
  売上高÷固定資産
  C.売上債権回転期間 (日)
  (売掛金+受取手形)÷売上高×365
  D.棚卸資産回転期間 (日)
  棚卸資産÷売上高×365
  E.買入債務回転期間 (日)
  (買掛金+支払手形)÷売上高×365
(5)生産性分析
  A.従業員一人当たり年間売上高 (千円)
  売上高÷従業員数
  B.従業員一人当たり年間当期純利益 (千円)
  当期純利益÷従業員数
(6)短期支払能力分析
  A.流動比率 (%)
  流動資産÷流動負債×100
  B.当座比率 (%)
  当座資産÷流動負債×100
(7)資本の安定性分析
  A.自己資本比率 (%)
  自己資本(純資産)÷総資本×100
  B.負債比率 (%)
  負債÷自己資本(純資産)×100
(8)調達と運用の適合性分析
  A.固定長期適合率 (%)
  固定資産÷(自己資本+固定負債)×100
  E.固定比率 (%)
  固定資産÷自己資本×100
(9)成長性分析
  A.売上高成長率 (%)
  (当期売上高-前期売上高)÷前期売上高×100
  B.経常利益成長率 (%)
  (当期経常利益-前期経常利益)÷前期経常利益×100
  C.販売管理費増減率 (%)
  (当期販管費-前期販管費)÷前期販管費×100
  D.従業員数増減率 (%)
  (当期従業員数-前期従業員数)÷前期従業員数×100
  E.総資産増減率 (%)
  (当期末総資産-前期末総資産)÷前期末総資産×100
(10)付加価値分析
  A.加工高比率(付加価値比率) ※ (%)
  加工高(付加価値)÷売上高×100
  B.労働分配率 (%)
  人件費÷加工高(付加価値)×100
  C.資本生産性 (%)
  加工高(付加価値)÷総資産×100
  D.付加価値生産性 (千円)
  加工高(付加価値)÷従業員数
(11)その他
  A.借入金依存度 (%)
  (短期借入金+長期借入金+社債)÷総資産×100
  B. 売上高キャッシュフロー比率 (%)
  C. 借入金償還期間 (年)
加工高=生産高または売上高-(製品仕入原価+原材料費+外注費)
付加価値=経常利益+労務費+人件費+支払利息割引料-受取利息配当金+賃借料+租税公課+減価償却実施額


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